一昨日(平成30年9月8日)基礎研修Ⅱ 人材育成系科目Ⅰ 集合研修2「テーマ スーパービジョンとは」という研修をいたしました。
この研修は、社会福祉士が認定社会福祉士を取得するために3年間レポートと座学を熟すというハードな研修ひとつです。
私は開講以来「人材育成系科目Ⅰ」の講師を仰せつかっています。
多忙な本来勤務の合間にこのような研修に挑戦されていることに敬意を表しているところです。この度の受講生の中に二人の独立型社会福祉士が受講されていました。お二人とも成年後見業務を主力としていらっしゃいます。
そのお一人がスーパービジョンの体験実習で「なぜスーパービジョンを受けたいのか」との問いかけに「『独立型社会福祉士になって成年後見人をやりたい』との思いで社会福祉士をとって数年たち、今再度、成年後見人としてのソーシャルワーカーの立ち位置を明確にしなければ」とおっしゃいました。
私も成年後見人に就任して15年たちますが、未だに「成年後見人としてのソーシャルワーカーの立ち位置とは」というテーマに明確な答えが出てきません。
彼とスーパービジョンを通じてこのテーマに立ち向かっていこうと決意しました。
一緒にソーシャルワーク実践を考察できる強い味方ができたと喜んでいます。
平成30年9月10日 伊藤孝司
理事長より
2018.09.10